お引渡し。Atype
Atypeのお引渡しでした。
オーナー様と色々確認です。
「仕立てる賃貸 A type」です。
と、いってもかなりシンプルに見えるかもしれませんが、床材・タイル・スイッチプレート等 入居者さんの希望で変更していますが、 このお部屋に関しては入居者さんがご自分でいろいろ作ったりするのが好き!ということで、いろいろ改造できる余地を作っています。
賃貸に一番求められるものってなんだろうか・・・と。
いろいろ考えたのですが、エトラとしての回答は”いろいろ出来る可能性”ではないかと考えました。
設計や貸手の思い込みや都合で造り込んでしまっても、入居者さんは本当に様々です。
特に、若い(ぼくもまだ若いですが)世代の人ほど、意外と自分のライフスタイルにこだわりがしっかりとあるのですが、一般的な賃貸では間取りがきっちりと決められていたり、壁紙は傷つけちゃいけないし・・・と、こだわりを発揮できる部屋はなかなか無いんですね。
実際、ぼくも賃貸生活が長かったのですが、一番重要視してたのは広さでした。広さがあるって云うのは、収納の量とかベッドの位置とかが自由にできて、自分なりの部屋にカスタマイズできます。この「仕立てる賃貸」ではさらにカスタマイズ性を進化させようと考え、入居後に家具でカスタマイズするだけでなく、この工事のタイミングでしかできない変更に、エトラとしてできる限り対応をしてみようという試みでした。
この部屋の入居者さんは自分で作ることが好きな方なので、エトラとしてはしっかりと余地を作り、今しかできないベース部分の床材やタイル等の素材の変更と、ザクッとした間取りを仕立てたという感じです。革のジャケットみたいに、使っていくほど馴染んでいく・・・そんな部屋になれば良いかと。
スイッチプレートも様々です。
黒いのは、入居者さんがこの壁に黒板塗料を塗る予定なので黒いプレートになっているんですね。
照明もいろいろ工夫できるようにしてあります。
入居後の撮影もさせて頂きたいとお願いをしてあります。楽しみですね。
残りの二部屋、B・Cタイプも近日中にアップです。