解体後、お客様に現場を確認して頂きました。


写真では見えないのですが、新規の間仕切りの位置やキッチンの位置を床に書いてあります。
図面との誤差・守るべき寸法の場所などを確認し、工事が進みます。

リノベーションの場合、プランニングスタート時点に既存の情報が多いほど良いです。
とはいえ、お客様は購入予定ですが引渡しを受けていない物件の壁や天井をバリバリと壊して内部を確かめる訳にもいかないので（たまにちょっと剥がしたりしてみて。。。怒られたりしますが。）管理事務所に保存されている竣工図というモノを見せてもらいます。
ただ、物件によっては図面が無かったり、平面図しか無かったり・・・と、古い物件ではいろいろあるのですが、この物件ではしっかりした図面が残っていました。

が、

恐れていた、絨毯の下地がコンクリートということが判明です。むむむ

解体完了です。 と、いっても残材だらけと、既存を利用する部分があるので、完全なスケルトンでは無いです。

1枚目の画像は既存床の断面です。
コンクリートスラブ上に、木造の下地+合板+遮音ゴム+床暖房のパネル+合板+フローリングという構成です。
遮音床になっているので、利用することにしました。

工事が始まっています。まずは地業から。です。

捨てコンを打設したところです。先週の雪で少しスタートが遅れました。