雑誌CREA 6月号で無印良品とIKEAで収納をコーディネイトした場合の比較を行っているらしく、ネットで少し見れます。
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IKEAと無印良品で作る収納のコツ、教えます! - LIFESTYLE
住宅設計で、収納計画はとても重要なポイントです。
収納が多いほうが良いに越したことはないんですが、面積も限られていたり・・・もっと大きいのは予算だったりします。
しっかり収納を作り込むとやはりコストがかかります。特に家具工事は建築工事の各項目の中で仕様や作り方によって大きく増減がある項目の一つです。
それこそ大豪邸で収納もいっぱい作れたら、設計段階でしっかり作りこんでいくのも良いのですが、限られた面積の中の収納は使いながら工夫できる余地があったほうが良いのでは?と思うこともしばしばです。
そんな時、エトラでは収納の場所はしっかりと作りますが、中は作りこまない。という事にしています。
例えば、先日取材を受けたr-rbiですが、部屋の両サイドの壁面を収納としています。ただ、家具屋さんが作る収納家具というものではなく、大工さんに壁を作ってもらい建具屋さんに引き戸を付けてもらうという至ってシンプルな作りにしています。
案件によっては無印の収納ケースがしっかりと納まるように設計をしておいたり。
家具屋さんでしかできないことも色々あるのですが、収納の中など、建築でしっかりと隠せるようにしておけば、IKEAやMUJIのシステム収納の方が有効だったりします。
建築コストを抑えつつ、使いやすく自由度がある部屋に・・・と、いうのも一つのやり方ですね。