賃貸マンションの一室で、普通に現状復帰のリフォームをするのではなく、現状復帰の予算+αで、その物件の持つポテンシャルを高め、空室対策&家賃upというプロジェクトが始まりました。
中古マンションのリフォームは何件か手がけていますが、今回は賃貸版です。
分譲物件だけでなく、賃貸物件においても築20年以上のマンションが増えています。貸し替えの時に現状復帰のリフォームやクリーニングは通常に行われることなのですが、そういった古いマンションでは、ちょっとした設備の入れ替えやペット可にするなど最小限の投資で、空室対策としている例がほとんどです。近年、大々的にリフォームを行い、その物件の持つポテンシャルを最大限引きだそうという試みが様々な会社で始まっています。
今、数件手がけている物件は、設備・内装共に老朽化が烈しく、現状復帰のリフォームだけでもかなりの金額になる物件です。内装もほとんどやり替えるという状況で、おざなりのリフォームをするのではなく、平面計画の再考や素材・仕上・設備などを物件のある地域・対象とする借手によって再設定・デザインするというプロジェクトです。賃貸のプロである不動産屋さんと平面計画、テイストなどを打ち合わせ、リフォーム会社・ETLAdesignで最終的なデザインの決定、施工を行っています。
費用対効果・収支計画なども併せてオーナーさんに提案するということでプロジェクトが動き始めた所です。
現在では、空室に悩む物件や、大々的な改修を行う必要がある物件が多いですが、どんな物件でもメリットのあるリフォームであると思っています。
なにより、私自身が借りたくなるような物件が世の中に多くなると楽しいな。。。と、賃貸でも借り手のライフスタイルに合った物件が増えるよう頑張っています。
もう少し事例が増えてきたら、リフォームする前にココで紹介できたら良いなと思います。